夢を叶えるために
いつかは自分のお店を出したい…
料理人なら誰しも、一度は自分のお店を持つことを夢見たことがあるでしょう。 私もその一人でした。 約7年間の会社勤めを経て、2019年に東京の浅草橋にリトルヤミーをオープンしました。
「これからお店を大きくしていくぞ!」
「たくさんのお客さんで賑わうお店にするぞ!」
胸の期待でいっぱいでした。 でも、現実はそんなに甘くありませんでした。
開業後の厳しい現実
オープン当初は、近所の人や友人たちの来店でお店は賑わっていました。
これはいい感じだ…!と思ったのもつかの間。
1か月、2か月と経つうちにみるみるお店には
閑古鳥が鳴き始めました。
「おもしろいな…料理には自信があるし、お客さんも美味しいと言ってくれている。きっと時間が経ってばまたお客さんは戻ってくるはずだ」
そう信じていましたが、それからさらに1か月、2か月が経過しても、お客さんはさらに減っていきました。
大赤字からの再起
開業1年目は、予想もしなかった大赤字でした。
このままではお店を続けることは難しい。そこで私は一念発起し、店舗経営の勉強を本格的に始めました。
その結果、店は徐々に勢いを増して、今後経営へと転じました。この時、私はあることに気づきました。
「料理の腕も、提供している料理の内容も変わっていない。にもかかわらず、お店が繁盛するようになったのは、お店の認知度(知名度)の向上のおかげだ」
新たな夢
以来、認知度の重要性を念頭に置いた経営を心がけるようになり、毎年右肩上がりの業績を達成しています。
そんな中、時代はコロナ禍に突入。
近隣でも多くの飲食店が閉店するのを目にしました。
「少しでも多くの飲食店が閉店せず、繁盛してほしい」
「一緒に飲食業界を盛り上げていく仲間を増やしたい」
自分の持っているもので何か社会に貢献できることはないか。
この想いから、私はフランチャイズ展開を始めることにしました。
全国に広がるフランチャイズの成功
現在、加盟店は全国に8店舗あり、二毛作で導入する方、他の飲食店から業態転換する方、異業種から飲食業界に初チャレンジする方…様々な方が参加しています。
このブログを楽しく、これからも多くの飲食店が成功し、共に業界を盛り上げていく仲間が増えることを願っています。